ギャンブルで闇金の甘い罠にのってしまった友人

10年前くらい昔、私の友人がギャンブルに溺れ闇金に手を出してしまった時の話しです。
よくある話しですが、私の友人はパチスロにハマっていました。
当時の友人の年齢は20歳。
初めは学生という事もありバイトで稼ぐ給料で趣味程度に楽しんでいたという感じでした。
その時代はまだパチンコ業界の規制はそこまで厳しくはなく、大勝ちするか大負けするか、例え10万負けていてもすぐに取り返せる台が多くその刺激に徐々にハマっていったのだと思います。

 

しかしギャンブルというのはそんなに甘いものではなく、その友人は負けが立続いてバイト代だけではもの足りなくなったらしく、親にお金を借りたり友人に借りたりする事が増えていました。
それでも負け続け、次第に親からも友人からもお金を借りる事ができなくなっていき消費者金融を利用するようになっていました。
その消費者金融で借りられる上限金額もすぐに使い果たし、複数の消費者金融に手を出し返済もほとんどできず、すぐに借りる場所がなくなっていきました。
そんな時に友人の先輩の紹介で闇金を紹介してもらったそうです。
ありえない利子だけどなんの審査もなくすぐにお金を貸してくれるので、その借りたお金で勝つ事ができればその日に返済しようと思っていたそうです。
その時に借りたお金は3万円。
しかしそんなうまく事は進まず、すぐさま借りたお金はなくなり当然返すお金さえもなく取り立てにあっていました。
私がその友人と遊ぼうと思い友人が一人暮らししている家に行くと、間違いなく一般人ではない怖い人が5人その友人の家の玄関におり、怒鳴り散らしていました。
拡声器を使い「お金を返さない糞人間だ」など文句や誹謗中傷を周りに聞こえるように。
その後1ヶ月程友人とは連絡も取れなく心配していました。
そんなある日に、私がとある公園に行くと真っ黒に汚れ相当やせ細った友人が、ホームレスと一緒に物乞いをしていました。
すぐさま駆け寄り声をかけたのですが、私を取り立て屋と見間違い「すみません、すみません、すぐに返します」と大泣きしながら謝ってきました。
その姿を見て、私は居ても立ってもおれず、その友人の実家に友人を引きずって連れて行き、今の状況を全て伝えました。
友人の両親は何も知らなかったらしく泣きながら「馬鹿息子!!」「なんですぐに言わなかった!!」と怒っていました。
しかしそれは怒っていたのではなく自分の息子の姿に、また気づいてあげれなかった自分たちを攻めているようでした。
その後、将来必ず返していくという条件でその借金は全て両親が返済してくれたそうです。

その返済額は、元金3万円だったのが返済した借りて2ヶ月で150万だったそうです。
その友人も今では立派な社会人で全て返済したと喜んでいます。